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年度所感  代表取締役社長 村上 真也

2018/08/27

 難しい市況の中、皆様に支えられ第33期(平成29年7月~平成30年6月)は前期比3%以上の増収増益で無事決算を迎えました。「第一線」を守る皆様によるご精勤が「フィールド」で評価を勝ち取った結果により、このご報告が出来ることに改めて感謝申し上げます。「第一線=フィールド」とスポーツ風に称した場合、清掃クルーの皆さん、セキュリティー隊員さん、派遣スタッフさん、厨房の皆さん、介護職員さん、コールセンターオペレータさん、アカデミー職員等々の皆様は、「業務=当社が参加する様々なスポーツ競技」の「選手、アスリート」であると想像することがあります。

 その情景で本部メンバーは差し詰めベンチ裏で色々な任務に携わる球団職員であり、人によってはコーチでありと、そもそも主役である職員=アスリートをサポートする裏方衆であります。選手がフィールドに立つ際、試合前の準備と試合結果の因果関係がよく問われます。スポーツに見るマネージメント。コーチやベンチ各員が、どの位競技を熟知し選手を心地よくフィールドに送り出すか。勝つという目的を、精神論ではなくより具体的に哲学できているか、時として理論わいてしまう注意事項を、走り回るプレーヤーに分かり易く伝達出来ているか。アメフトでインカムを付けたコーチが手持ちホワイトボードを用いて、選手に説明する場面が脳裏に浮かびます。

 フェアプレイであること、そして「勝つ」ための「それぞれの役回り」の解説。当チームのベンチワークにはまだまだ改善努力が必要ではないか?そして、ベンチ責任者である私自身、試合運びに良い影響を及ぼせているのか?当社の各部門が行う様々な「サービス」を「競技」と模した場合、それぞれを取り巻く環境は様々。試合に臨む選手達はいかなる状況でも必死に闘っている。その努力を活かすためにも、試合に勝利出来る様にベンチが導かなければ・・・。ここで、当社の昨今の試合ぶりについてベンチ裏から解説してみた。

 

 創業事業であるビルメンテナンス部門。昭和60年の開業以来ずっと試合中である。この競技は、完璧が当たり前、清掃後のキレイ具合が試合の勝敗他ならない。言い訳の通らないシビアな競技である。当チームのフィールドプレイヤーにはベテラン選手が目立つ。侮るなかれ、まだまだ若手にレギュラーを譲る必要の無い一線級ばかりなのだ。試合会場はコンディションがマチマチ。着実に勝利を重ねるこのチームに対し、他チーム(同業他社)に更に勝つためには?ベンチが考えなければならないこの質問の答えを導き出そう。それ位しか、ベンチが貢献できることがないのである。

 完璧が当たり前の競技ばかりの当社において警備部門もまたその一つ。安全、安心を守るスポーツであるが、ここでは「保安」「交通誘導」という2つの階級でエントリーしている。新興チームとして活気のある「保安」は、昨今様々なジャイアントキリング(大金星)=契約獲得を演じている。大きな病院での契約、商業施設での拡販がそれ。粘り強く戦った結果と総括する。一方、豊富な経験を基に地域=リーグ内で強豪として知られる「交通誘導」。試合へのアプローチには沢山の正解があり奥の深い競技である。当社のあらゆる参加競技で「地域リーグNO1の技術がある」と言ってよい選手がこのチームにひしめている。お客様のご愛顧にも改めて感謝である。

 給食受託という競技に参加していることに対し、ベンチを預かる者として身の引き締まる想いがする。一味違う緊張感が伴うスポーツである。単に美味しい食事を提供するばかりではなく、効率や効果、そして安全衛生。ベンチメンバーの気配りを日々目にする度、各厨房の心のこもった仕事ぶりを見聞する度、感謝をせずにはいられない。だからこそ、この部門が黒字化に成功したことは、チームが試合結果によりさらに成長する様を見ているようでとても嬉しい。

 北海道の人材サービスチームは、しばらく戦績を落としリーグ降格の憂き目に逢ってきたが、このV字回復を果たした。今までにおいてフィールドプレイヤーには落度は皆無。改めてベンチワークの大切さを痛感した2年間である。選択と集中という言葉がある。勝てる試合に集中し、少しずつ実力を養って来た結果であると考察する。選手とベンチの一体感があっての試合運びであった。ひたすらにベンチを信じてくれる選手達に敬意を表したい。

 東北チームの試合ぶりもまさに、選択と集中の只中にある。大きな製造業種の取引先は、限られたパイの奪い合いという特殊な試合会場。椅子取りゲームとでも言おうか。諸々コツがあると推察するが、椅子を任された選手=派遣スタッフさんと、ゲームの傍らでベンチワークが絶妙なバランスを生んでいる。そしてこの地域リーグには、人口減少に贖うため工場を自分たちで運営するという、ライバルより一歩先を進む作戦がある。この挑戦に対しベンチの勇気に敬意を表したい。

 九州リーグに参加する、大分チームと北九州チーム。当たり前に勝つということが、スポーツにおいて逆に大変であると考える。長い付き合いの選手達とクライアント様。継続することを当たり前のようにこなしている選手とベンチ各員に我々は多くを学ばなければならない。〃九州リーグで、孤軍奪闘する北九州チームは、33期の監督賞=社長賞とさえ言われる。たった一人で参加申請をし、選手を探し、試合会場を深し、そんなゼロからの闘いの末、選手達に恵まれ今日を迎えている。

 人材サービス全拠点にブランド力を演出するキャリアフィットアカデミー。試合で観衆や相手チームが当社を観る際、アカデミーの存在意義は大きい。そしてここにも力強いベンチメンバーが揃っている。札幌市障がい者協働事業の認定を受けて8年目。この間我々はメンバー達の勤しむ姿に多くの刺激を受け、緑の下の力持ちという言葉を実感してきたのである。

 ベンチ下の力持ちを語る上で管理部を忘れてはならない。千名近くの選手登録を有する当社には膨大な事務処理がある。気の遠くなる業務量を地道にこなす事の尊さ。いろんな役割がある。特に当社管理部の電話対応は、「これが競技であればワールドカップやオリンピックへ行けるのに!」と言わしめる。

 平成25年から挑戦している介護のキャリアフィットケアサービス。心遣いと専門性、そしてここにもビジネスである。競技に臨む上で、おもてなしを競い合う競技でありつつ、心遣いは当たり前。背景にある専門性の理解、その上でビジネスとして試合に臨む。アスリートとしての勝利を忘れては真のフェアプレイではない。未だ途上にあるこのチャレンジは将来への布石であり、あと少しで勝利が掴めるところにあります。

 同様にキャリアフィットエムエスの活動は来る人口減少社会に向けた一手です。創業はコールセンター運営が専らですが、全社セールスフォースとして将来、清掃、警備、お食事、介護、教育訓練、人材情報、全てにセールス資源があります。それこそが、チームキャリアフィットグループが永続発展を図る戦略「ノウハウビジネス」であると信じます。チーム毎の試合から団体戦へ。ベンチワークが試されます。このコールセンターという競技もまた、選手のためにベンチが出来ることが山ほどあり、その濃淡が勝負を決すると思い知らされました。「選手のモチベーションは資源」試合に勝つキーワードかもしれません。笑顔の中にある〇〇感。心地よいチームワークの中、「そだね~」とメンバーが前向きに語り合い、心豊かに試合に入る。このチームから学びました。

 

 未来への闘いに望む今。皆さんの「努力」が活かせれる試合展開。そしてその努力に報いる会社でありたいと切に願います。

 「頑張る従業者を大切にする会社」。この一年もチームの同志として共に手をとり前進して参りましょう。