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新聞に掲載されました!!

2019/10/04
短時間、短日数 働きやすく!!
 
 「いい同僚に囲まれて居心地がいい。ぼけないためにも働き続けたいですね」。人材サービス業キャリアフィット(札幌市中央区)のパート社員 谷富千恵子さん(70)は、同社が給食事業を受託する札幌市東区のケアハウスで調理補助の仕事をしている。子育て後に入社した当初は、住宅ローン返済が終わるまでの5年間だけ働くつもりだったが、もう11年がたった。
 ただ、年齢とともに気にかかるのが健康面の不安だ。家族との生活を大切にしたい思いもある。そこで、4日間以上は連続しない勤務を選択した。月間の勤務日数も18日間にとどめている。
 このケアハウスの給食を担当するのは同社の6人。このうち、唯一の正社員で栄養士の鈴木梨絵さん(37)が全員の労務を管理し、本人の働きたい日数に合わせて勤務ダイヤを編成する。急な体調の変化などで穴が空けば別の職場から正社員の栄養士を派遣してもらい、有給休暇もしっかり消化。鈴木さんは「無理なく働いてもらうことを何より大切にしています」。
 もともと清掃業でスタートした同社は、ビル管理、警備、給食受託など365日稼働する仕事が多い。このため、比較的、土日祝勤務がしやすい高齢者が貴重な戦力となった。現在の社員806人のうち、60歳以上が3割、うち70歳以上は1割を占める。
 高齢社員に働き続けてもらうため、2017年にはビルメンテナンス部門、給食部門の定年を65歳から70歳に引き上げた。定年後も継続雇用したうえで、短時間や短日数の勤務を認めている。1日の勤務時間が2時間程度の人もいるという。
 求人難で若手社員が確保できない中、高齢社員が仕事を分け合うワークシェアの発想だ。執行役員の椎原大直さん(53)は「シニアの方には長時間の勤務や過剰な技能は求めません。働きやすさが口コミで伝わり、6065歳で求人に応じる人が増えました」と語る。
 高齢社員の雇用を進めてきた経験を生かし、昨年9月、札幌市の事業採択を受け、高齢者に特化した仕事バンク(職業紹介業務)の「ねこの手ステーション」を設立した。特別な能力はないが、少しでも働きたいという人をターゲットに研修付きで仕事を紹介する。これまでに60人が派遣登録した。椎原さんは「今年から年5日の有給休暇取得が義務化され、人操りに苦しむ会社はさらに増える。そこをシニアに助けてもらえる仕組みをつくりたい」と力を込める。